メタボの予防

悪玉コレステロールは最大の敵

 

 

メタボリックシンドロームの予防において、悪玉コレステロールは最大の敵です。悪玉コレステロールが血液中に多く含まれると、高血圧や高血糖、高脂血症の原因となります。よく血液がドロドロになる、と言いますが、まさにその状態がメタボリックシンドロームといっても過言ではありません。

 

 

メタボリックシンドロームを予防するには、悪玉コレステロールを増やさないことが重要です。

 

 

では、具体的にどうすれば悪玉コレステロールを減らすことができるのでしょう。やはり一番は食事です。

 

 

悪玉コレステロールを体内に作らないためには、β-カロテン、ビタミンC、ビタミンEといった栄養素を必要量摂取することが重要となってきます。

 

 

これらの栄養素は、悪玉コレステロールが発生するメカニズムを予防してくれます。悪玉コレステロールはLDLコレステロールが酸化した状態で、この酸化を防いでくれるのです。

 

 

β-カロテンを多く含む食材は、かぼちゃやにんじんなどの緑黄色野菜です。ビタミンCはブロッコリーやイチゴですね。

 

 

ビタミンCと言えばレモンというイメージがありますが、実はレモンより摂取できる量が多い食材はたくさんあります。無理にレモンでとる必要はありません。

 

 

ビタミンEを多く含む食材は、小麦胚芽や植物油です。油はとりすぎに注意しましょう。

 

 

これらのほかに、お茶やワイン、青魚が悪玉コレステロール駆除には良いとされています。お茶やワインに含まれているポリフェノールや、青魚に含まれているDHAなどが予防に有効なようです。